キーボード水没と、身の回りの「ホームポジション」

レモン炭酸水が滴る波型エルゴノミクスキーボード

テンキーとメインキーの隙間から、ドボドボと滴り落ちるレモン炭酸水。洗面台でそれを逆さに持ち上げながら、私はただ呆然と立ち尽くしていました。

原因は、ほんの些細な思いつきです。

PCディスプレイの奥に溜まった埃を見て「うわっ、体に悪そう!」と即座にハンディ掃除機を手に取り、画面を手前へクイッと傾けた瞬間でした。

「カタン」

乾いた音とともに倒れたグラス。その横にあったコーヒーカップは奇跡的にミリ単位で無事だったものの、買い替えたばかりのロジクール製キーボード(マウス腱鞘炎をかばうために奮発した、波型エルゴノミクス仕様です)は見事に水浸し。

ホームポジション

最初に教わること

「OA機器のそばに飲み物を置かない」新入社員の頃にあれほど口を酸っぱくして教わった基本ルールを、日々の惰性ですっかり忘れ去っていました。

親が子どもにしつけるような「元の場所に戻しなさい」という言葉。あれは単なるお片付けマナーではなく、仕事や生活におけるミスを根絶する最強の再発防止策だと思い知らされます。

無駄な失敗が減る分、早くなる

モノにはすべて、安全で作業動線を邪魔しない「ホームポジション(定位置)」を決めておくこと。

もし私のデスクで「飲み物はPCから30cm離れた右手奥がホームポジション」と決めておけば、体が無意識に戻すよう徹底されていれば、あの痛恨のショックは100%防げていました。

身の回りの道具に正しい定位置を決め、使い終わったら必ずそこへ戻す。たったそれだけで、無駄な失敗も、探す時間も、余計なストレスも劇的に無くなります。

「ホームポジション」は、元々、タッチタイピングを身に付ける際の基本として紹介されますが、私はデスク周りだけでなく、「ホームポジションの法則」として、あらゆる生活の場面で応用が効く特効薬だと思います。

今回は、買ったばかりのキーボードを無にするような失敗から再認識したこの気づきは、また別の活用パターンも順次メモしていこうと、乾かしている最中のキーボードを前に。。。

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